レコードID
RB00014502
言語
日本語
著者
入江弘毅(杉藏)
参照形
入江九一
写刊の別
写
内容記述
この書翰は年次を逸するも、安政六年彼が入獄時のものであらう。當時品川彌二郎が屡々彼を獄裡に訪ひ、誠意を込めて慰籍したる情誼に對し、感謝の至忱を送つたのである。書中「僕與足下、死則絶琴、刑則收屍、誓不相渝也、不相渝也」と述べてゐるのを見ても、感激のほどが察せらる。弘毅、字は子遠、通稱杉藏また九一と稱す。資性沈毅、氣節に富み、松陰の敬重信頼を受け、弟和作と共に常に密議に與つた。安政六年松陰の野山在獄の時其旨を承けて奔走中有司の忌諱に觸れ入獄したが、後赦されて高杉と共に奇兵隊創設に盡力した。元治元年禁門の變に參加して、鷹司邸に殪る。年二十七。(出典:『尊攘遺芳』)
注記
品川弥二郎宛
書簡
維新DB整理番号:#0140700
尊攘堂書翰屏風2翰12
屏風張交
芳33
請求記号
中屏風六曲756
リストNO
書簡:357
所蔵
京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University
コレクション
サブコレクション
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